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我が妻との闘争2018〜昼下がりの冤罪編〜発売

 2018年版『我が妻との闘争〜昼下がりの冤罪編〜』ようやく完成いたしました。

 

 今回は本年度の事件である書き下ろし『昼下がりの冤罪』と、雑誌『マックピープル』に掲載されたままだった、単行本、電子書籍に未収録のエピソード『暗黒ウォーキング』『恐るべきヒロイン』『決死のボーナス争奪戦』『迫り来る惨事』『仕組まれた罠』の五本を収録。

 そして前後に最近の近況を記した『オープニング』『エピローグ』を加えた八本で構成されています。

 仕上げる事ができて、ホッと胸を撫で下ろしております。前作で「毎年、絵葉書感覚で近況を報告できたら」と自分で言っておいて、気がつけばもう九月。もう少しで狼少年になるところでございました。

 今回は前後に挟み込むオープニング、エピローグという自分なりに凝った編集の他にも、一番最後のページに隠し球を仕込んでおります。

 作者としては、これを突っ込んで欲しいですね。アマゾンのレビューとかで。

 この本も皆様のお気に入りの一冊になれば、作者としてこれほど嬉しいことはありません。どうぞよろしく。

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芳本美代子 Power Of Love




芳本美代子 Power Of Love
発売日 1989年8月1日
型番 30CH409

01. SECRET PASSION
02. BAD BOY…
03. No more telephone
04. BE MY HERO
05. Two To The Power of Love
06. Haute couture Love
07. Hey there L.A.
08. Sweet Reverberations
09. Heartbreak Juliet
10. YOUNGER THAN I
11. 真冬のウサギ
12. You…
13. Take a Shower
14. Stay My Love


【アルバム一口メモ】89年発表。アイドルサウンドというよりは、90年代に主流になった洋楽寄りのアプローチ。おふざけやほんわかさはなく、至って真面目なサウンドプロダクション。



 前々から自分で作っておいてややこしくなるから整理したい、と思っていたのだ。

 この『だめなやつら』は趣味で集めているアイドルCDのジャケ写をアップするために作ったのだが、もう一つの趣味である探偵小説の読書感想を書けば、CDと本がごっちゃになって、何のブログか分からなくなる。

 ということで新たにはてなブログで読書感想文とユルユル日記を立ち上げました。

 題して『呉エイジ 秘密の探偵小説読書日記』であります。

 本はあっち、CDとゲームと金平との旅の様子はこっち、みたいな感じで棲み分けていこうと思います。

 あースッキリした。


いつも来てくれてありがとう。貴方が押すから順位が上がる。やる気も上がる。

藤井一子 ALL THAT ICHIKO




藤井一子 ALL THAT ICHIKO
発売日 1987年12月21日
型番 32JC-270


01.バンクショット
02.スナイパー
03.スパンク-平手打ち-
04.あなたにコンプレックス
05.モーニング・コール
06.チェック・ポイント
07.エトワール
08.Bad Girl
09.初恋進化論
10.シンデレラ・コンプレックス
11.SUMMER RAIN
12.鏡を割った自分
13.笑顔をのこして
14.夏を止めて

【アルバム一口レビュー】藤井一子は『チェックポイント』これに尽きるでしょう。君も聴けば耳に残るぞ!チェチェチェ チェックポイント♪


 井上真偽(いのうえまぎ)先生の『その可能性はすでに考えた』を読み終えた。





 いやぁ、たっぷりとミステリへの愛を堪能いたしましたよ。設定から探偵の役割からちょっと変わっていて、探偵は現実の真相よりも『奇蹟』を信じ、それを証明しようとする。

 簡単に言えば相手が『これこれこういう理由でこの事件は起こったのだ』と探偵に詰め寄れば、探偵はその提示された物理トリックの穴を突き『その論ではどこそこに穴があります。だからこの現象は奇蹟なのです』と返す。

 その奇蹟というのが依頼人の少女の回想によると、数年前に起こった山村、センサー付きの閉鎖空間で起きた新興宗教集団自決事件での唯一の生き残りである少女が見た、首なし遺体が自分を抱きかかえ歩き、自分は抱かれながらその首を抱いていた。というもの。

 なので、格好としては『あなたの論には隙がある。だからこれは奇蹟なのです。首なし聖者が抱えて歩いた奇蹟現象なのです』と論破していくのが探偵の役割、という通常の逆を行く型。

 こう書くと荒唐無稽のようだが、物語には眉をひそめるほどの不自然さはなく、終始熱い展開で進んで行く。

 物語は自然、多重解決物の様相を呈し、探偵に立ち向かって行く刺客はどれもアクが強く、仮面ライダーのショッカー怪人のように次々と探偵の前へ立ちはだかる。

 この様式美! 誠に楽しい探偵小説的趣向ではないか。

 そして主人公の探偵が反撃するときに放つセリフがタイトルである『その可能性はすでに考えた』なのだ。

 観客は『いよっ! 待ってました』という合いの手を入れたくなるヒーロー然とした見得の切り方である。木枯らし紋次郎や眠狂四郎のような決め台詞に連なる、正当なエンタメとしての骨格であろう。

 経歴を見れば作者は東大卒。小栗虫太郎的な匂いを思わせるペダントリーも嫌味に映らない。

 作者の賢さがあれば、中国の故事や言い回しを多分に盛り込んだ本作は、中国に向けて翻訳されたら、そのサービス過剰な推理合戦も相まって、きっと歓迎されることだろう。

 我が国の違法アップロード問題、スマホが普及して、コミックや音楽が無料で享受できることが当たり前になった若い世代。著作物や創作物になんで金を払うの? 作者なら大勢に届けば本望じゃね? と真顔で尋ねるま○が村ユーザー。

 健全な創作活動に先細りしか感じられない日本を見限り、マーケットに中国を視野に入れることは賢明なことだろう。専業で続けたい創作者には得るべきものの多い作品である。






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佐野量子 Wind & Window




佐野量子 Wind & Window
発売日 1992年1月22日
型番 TECA-30357

01パヤタスの空
02ブランケットの約束
03菜の花の咲く町
04ほんの少しのやきもち
05ウェザーリポート
06とまらない時計
07青の向こうへ
08愛はかえらない
09星にねがいを
10マイン (ツアー・ヴァージョン)


【アルバム一口メモ】いや〜、可愛い写真ですね。ジャケ買いしてしまう一枚。


 だいぶ遅れましたが、2018年明けましておめでとうございます。

 今年49歳を迎える一年となりました。50歳目前! 信じられませぬ。まだまだ若いつもりでおりましたが、死も段々と見えてまいりました。

 仕事を終え、帰宅すると速攻で睡魔が襲ってまいりまして、なかなか自由時間が取れません。

 それでもこの『だめなやつら』消去することもなく、時間を見つけて細々と運営していく所存でございます。

 今年の抱負を述べさせて頂きましょう。まずはキンドル本。昨年は我が妻との闘争の2017版を出せて、沢山の反響がありびっくりしました(印税も)。今年も嫁さんとの確執で、ネタに昇華できる事件が勃発すれば、迷わず書いて出そうと思っております。

 そして変格探偵小説集の第二弾、これは書き上げて完成している短編が二本、頭の中にあるのが一本、5、6本溜まったら纏めてキンドル本にしたいな、と思っております。これも本年中に達成できたらいいな、と。

 さて、今回の雑談は、昨年から引き続きマイブームが継続しているソフィーマルソー関連のお話。




 007映画『ワールド・ノット・イズ・イナフ』である。
 
 他にボンドガールはいるのだが(かなりの巨乳で、白タンクトップから一瞬透け乳首のシーンがある)悪役としての出演なのに、完全にボンドガールを凌駕しているソフィー。

 これがまた可愛い。可愛いし妖艶。

 男好きするタレ目も最高。胸元が強調されたドレスも視線が釘付け。

 映画としての評価はレビュー同様、若干纏まりが悪い感じなのは同感なのだが、冒頭、ボートのチェイスシーンは大迫力。黒塗りのモーターボートでボタンを押すと後方からジェット噴射が始まり、敵のヨットへ一気に追いつく(嘘やろ、というスピード!)

 しかし何と言ってもこの映画はソフィー様を観るための映画なのである。

 見所はボンドがソフィー様に捕まるシーン。大昔の拷問椅子に捕らえられたボンド。高い背もたれには首の拘束具が付いており、その後ろには船の舵のような大きなハンドルが付いている。

 身動きできないボンドに、なんとソフィー様は大股びらきで馬乗り。冷酷に舵を回す。少しづつ息がつまるボンド。苦しげな呼吸の中、馬乗りになった悪女ソフィーは、苦しんでいる様子を楽しみながらチューをするのだ。

「5回回すと首の骨が折れて死ぬわ」とはソフィーのセリフ。

 これを見ながら私は『チューされながら馬乗りされて、首がおられるのもいいかもしれない』などと一瞬思ったりしたものだ。

 そのくらい女性としても熟れまくった身体を魅せるソフィー。ヌードシーンこそないが、全裸でベッドで寝て、布団の隙間から側面が覗くシーンもある。

 この映画で悶々として、続いてソフィーのヌードシーンが全開の映画を観るのが正しい使用方法であろう。







いつも来てくれてありがとう。貴方が押すから順位が上がる。2018年もどうぞよろしく。

小栗虫太郎『新青年版 黒死館殺人事件』を読んでみた。

小栗虫太郎『新青年版 黒死館殺人事件』を読んでみた。





 何年間の積ん読を経ての読了であろうか。相当の積み具合である。中学一年の時に江戸川乱歩、横溝正史を読み始め、その流れで夢野久作、そしてエッセイなどで目にした日本ミステリの三大奇書の一つが本書、小栗虫太郎の『黒死館殺人事件』であることを知った。

 教養文庫版を一番最初に買ったと思う。そして当時、読んでみたのだが、これがサッパリ分からない(笑)

 まぁ中学生だから仕方がないか。その後、創元推理の分厚い文庫版を買い、二十歳くらいであったろうか。その時には読書経験も相当積んで「ドグラマグラ」と「虚無への供物」が読めたのだから、きっと読めるはずだ。

 孫悟飯ではないが『今度はやられねぇように修行した』とばかりに勢い勇んで挑んでみたのだが、第1章を読み切ることさえできなかった。

 それ以来のトラウマ本である。

 全く分からない。登場人物の会話が理解できない。みんな分かった風に進行していくが、こちらはビジュアルすら浮かばない。という色々なストレスが襲いかかってくる小説であった。

 これが奇書か、とため息をつく他はなかった。

 そのまま積ん読になること二十数年、そうして最近、ネットで『どうやら黒死館殺人事件が出るらしい、それも新青年版の復刻で挿絵も収録されるらしい、本文には詳細な脚注がつくらしい』という情報を目にした。

 これならばもしかしたら読み切ることができるかもしれない。そう思わせるような内容であった。

 積ん読はしていたが、本書のことは絶えず気になっていたのだ。小栗虫太郎ワンダーランドというムック本を買い、プロである横田順彌氏が「難しい」と言ってらっしゃるので、私が理解できなくて当然ではないか、と安心したものだった。

 会社の同僚や、同世代の四十代に比べ、読書量は多い方だ、という自負もあった。なんとか読んでみたい。

 そうして先日、遂に読了した。未曾有の読書体験であった。カルチャーショックだった、と言い切ってもいい。

 現代の私なら『これとこれを逆に飾ってあるから『虐殺』のメッセージね』と、これまで目にしてきた娯楽作品から、なんとなく『そういうパターンのやつね』という認識にも及ぶが、発表当時の読者の置いてけぼり感を考えたら気が遠くなる。

 何年先をいってるんだ、とも思うし、一級の娯楽作品でありながら作者がイッちゃってる相当なアバンギャルド作品である。

 まず私の常識から脳天をハンマーで打ち砕かれた格好から入った。小説とはそもそも他人に分かりやすく書かれるものではないのか? という常識だ。

 それがこの作品では全く通用しない。痛快ですらある。読まれることを前提としない小説なんじゃないのか? とさえ思った。

 私は読みながら、絶えず『この膨大なペダントリーの積み重ねの先に何があるのか、何を目標としたのか』ということを意識しながら読んだ。

 序文の乱歩と甲賀三郎も文章を寄せてはいるが、迂闊に近付けない様がありありとみて取れる。

 そして会話の後も普通の閉じ方はしない。こねくり回してくる。

「ホニャララ」と十津川は言った。

 みたいな表記は一行もない。

〜法水は紙巻を口の中で玩びながら、寧ろ残忍に見える微笑を湛えて相手を眺めていたが〜

 毎回このような熱量で会話が進行していくのだ。

 これはミステリーの体裁を取った、天才小栗虫太郎の知識の羅列の書なのだ。暴論を承知で言いますけどね。私にはそう感じ取れましたよ。

 ペダントリーの積み重ねの先に物語としての意味はなく、積み上げることが目的であったのだ。と納得した。

 著者が吸収してきた様々な学問、それらをリアリティを湾曲してまで物語に当てはめ組み込んでいく。

 作者の、この手ならいくらでも書ける、というのは強がりでもなんでもなく心底そう思っての発言だと思う。一般ピーポーに知的レベルを落とす手間を省いているのであるから当然といえよう。

 読み手を選ぶ作品ですけどね、読みにくいですが、この新青年版は一筋の光明を与えてくれます。

 二度挫折した私が読み終えることができたのがその証拠です。

 作者のペダントリーの連べ打ち、その本文の下に注釈がつきます。これが置いてけぼり感をかなり軽減してくれます。

 理解は完全にはできませんが、ボンヤリとどんなものかは自分なりに想像ができます。これは大きい。

 三大奇書を読み終えることができましたが、本書が一番面白かったですね。読めて本当に良かった。







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渾身の最新単行本
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呉エイジ

Author:呉エイジ
マックピープルの巻末に毎月こっそり「我が妻との闘争」を連載しておりました。電子書籍1巻から5巻、絶賛発売中!

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