小川範子 吟遊少女




小川範子 吟遊少女
発売日 1990年3月28日
型番 TACX-2317


01. 涙をたばねて
02. 永遠のうたたね
03. こわれる
04. ガラスの目隠し
05. 駱駝の秘密(朗読)
06. 桜桃記(ひとひら)
07. 夏色の天使
08. 無実の罪
09. ひとみしりAngel ~天使たちのLesson~
10. 旅(朗読)

 8月4日の発売ですから、8月いっぱいくらいは最新刊『すごい面接』のこと言わせてくださいな。分かってます。分かってますって。宣伝も度が過ぎると『お前は自分のことばっか喋るなぁ』と言われて、クラスの嫌われ者になることくらい分かってますって。さじ加減をはかりながら嫌味にならない程度にやりますんで、宣伝させてくださいな。

 またまたエゴサーチではやてさんのブログがキャッチされましたよ。

 ・レビュー1

 ・レビュー2

 ありがたいことです。自分の生み出したものに、感想を頂ける。これが私の『幸せ』なのだとつくづく思います(家庭は?!という嫁さんの怒号が心の中に響きますが)

 出して本当に良かったです。弾みがつきました。また短編集を出します。読書原体験、とも言える『変格探偵小説』の短編集を。長年の研究の成果、といえば大層ですが、子供の頃、夢中になって読んだ物へのオマージュになりそうです。

 それより先に『我が妻との闘争』の最終回までを纏めた完全版も、亀の歩みですが進行中であります。

 『すごい面接』ともども、引き続きお引き立ての程、宜しくお願い致します。


 そしてアマゾンのレビューも頂きました。kenkenさんありがとうございますー!






いつも来てくれてありがとう。貴方が押すから順位が上がる。やる気も上がる。

小川範子 ガラスの目隠し



小川範子 ガラスの目隠し〜聖らかな夜ひとりで…
発売日 1988年12月4日
型番 23TX-1098

01. 聖らかな夜
02. 寂しまぎれ
03. 冬の嵐 作詞
04. 悲しみを愛してた
05. 青空に花火
06. ガラスの目隠し




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彼と彼女 小川範子



彼と彼女 小川範子
発売日 1990年07月18日
型番 TACX-2323

01. 気まぐれ天体(ステラ)
02. 彼と彼女
03. 悲しき選択
04. 悲しみにかくれて
05. カフェ・カルデサック
06. B.F(ボーイフレンド)
07. バスルームの幻想
08. 八月,雨の朝
09. 夜の平行線
10. LE POLLEN

最近特に力を入れておりますのが、力こぶを入れておりますのが、ほれ、この通り、ブニュブニュやんけ。筋肉ひとっつもあらへんやんけ。

妄言、今日も妄言。社会では全く通用しない。修正を全く施さずにここまでやって来てしまった。スキップしながら。「明るいからええやん。明るい性格も取り柄やで」

叔父さんは私の背中を見ていたからそんな安直なコメントしか吐き出せなかったのです。なぜなら私はその時、スキップをしながら泣いていたのですから。

全然本題に入らない。入る気配さえ見えない。だってこの前奏は照れ隠し。シャイな私が貴方とコミュニケーションをとるための。言ってみれば優しい前戯。

村一番の優しさ。私のあごひげが貴方の乳頭にコンマミクロン、当たるか当たらないかの高速スリスリ。きっと悶絶、っていうか既に貴方の先っちょは既におしめりしているの、先生知っています。

「先生! 僕、友達の金平くんから凄いことを教わりました!」

「貴方、お友達って言えば金平くんばっかりね」

「そうだそうだ、呉君はお友達の話って言えば金平くんのことばっかりだ。僕なんか友達三十人もいるし」

「きしょい、逆にきしょい。三十人の友達なんて絶対に嘘、もしくは貴様の思い込みか妄想。貴様の家が破産して、下校時の電柱の陰で物乞いしても、きっと貴様が言う友達の三十人は素通り。でも金平は違う。アイツはきなこパンの残りを俺にくれる。そういう関係。でもギリギリの線ではお互い大人。だってこの前の東京旅行で「おい呉、今後も金で困ったから貸してくれ」みたいな状況になっても俺は無視するからな。って言われた。上等、改めて言われなくとも、俺だってお前の保証人の印鑑なんて絶対に押さねぇから。創作で互いを高め合うピュアで希有な関係。二人で一人バロローム」

「何を言ってるのか先生分かりません。家庭教師でも雇って基礎学力でも上げやがれ白痴」

本題に入ります。白線の内側までお下がりください。

CDである。

音質の話題だ。

ちょっと目からウロコ、実践して実感したからここに書く。いい話題だと思うから。B型の君ならズッポリはまってくれると思うよ。

CDプレーヤー至上主義だったのである。音質を上げるには、いや、音が悪いのは持っているCDプレーヤーが安物だから。高級プレーヤーさえ買えば解消される、とずっと思っていたのである。

その時B型連盟の金平からメールが来た。

「ハイレゾ環境を調べるうちに、とんでもないことが分かった」

と、きゃつは言うのだ。大昔に策定されたCDの規格。ピックアップから拾われた盤面の0,1信号はケーブルを通ってアナログ変換される。

ここで内部ケーブルの物理的な欠点、100のうち30はロストする。断言らしい。どのケーブルを使ってもそういうものらしいのだ。

これにはびっくりした。

何が犠牲になっているのか。バイオリンの繊細な残響音が消え去るのか、ハイハットの微細なニュアンスが消えるのか。

そんな馬鹿な、と最初は反論した。

しかし私もきゃつから紹介されたページを読み進めるうちに理解し納得してしまった。

プレスされたCDに責任は無いのだ。あそこには44.1キロヘルツでサンプリングされた100の情報が入っているのだ。CDには、いや、濃い44,1キロヘルツは、アナログレコードに本来匹敵するものらしいのだ。

それを広い上げるCDプレーヤーの規格が、何十年も据え置きのまま。というのが問題らしい。

だって一流の音楽スタジオにはCDプレーヤーみたいなもん無いっしょ? と言うのだ。

何故ならCDにはCPUが無いから。

100の情報を7〜80しか転送できない。確実に内部でロストする。というのだ。

ではどうすればいいのか。

パソコンを使うしかないのである。盤面にプレスされた100の情報。これをiTunesの設定画面にもあるのだが、MP3での取り込みをやめて、WAVE(そのまんま取り込む形式、容量は肥大するが)で取り込む。

この時、エラー補正しながら取り込む。にチェックを入れる。というのだ。

パソコンなら、CD盤面の情報と、コピーされていくデジタルデーターを何度も繰り返しトレースして(見比べて)100な情報をハードディスクに転送する。

単品コンポのCDプレーヤーには、このエラー補正が無い。というのだ。仕方が無い。インテルが入っていないから。これは業界の怠惰である、とまで手厳しく断罪している。なぁなぁで放置し、目を瞑って歩いているそうな。

ミュージシャンもパソコンからケーブルでモニタースピーカーに繋ぎ「濃い44.1キロヘルツ」で聴いている。というのだ。

オーディオファンからは異論もあるだろう。だが、私が知った情報と、そこから考えてみる結論には破綻はなさそうで、なんというか注力するポイントが違うと思うのだ。

レアメタルを使った内部ケーブルや、光ケーブルではどうよ。という意見も、なんというか、シンプルに電気だってケーブルを使って電送してもロストする。

高級ケーブルだろうが安物素材だろうが、着いた先ではロストが生じているのだ。

パソコンの取り込み方式はポイントが全く違う。プレーヤーから読み込んだ音をスピーカーまで電送する。ということではなく、CDにプレスされた0,1信号を、何回もトレースして読み返して元データーと違いがないか確認して、コピーする。というプロセスだからだ。

そしてそのiPodにコピーされたCDデーターにロストはなく、CDのまんまの情報を、最小の内部構成、電源とハードディスクを経由し、最短で濃い情報がステレオピンケーブルで飛ばされる。

そこでもロストは生じるであろうが、CDプレーヤーのロストとは雲泥の差であろう。

このパソコンを使って精製された「濃い44.1キロヘルツ(プレスされた限りなくCDに近い本来の情報)」をiPodに転送し、アンプに繋げて聴いてみた。

プラシーボ効果ではない。間違いなくCDよりいい音がいいのだ。ヘッドフォンでも分かる。気が付かなかったドラムの反響、残響音。埋もれていた遠くのアコースティックギターの音色が、鮮やかに浮き上がってきているのだ。

高級オーディオを信仰していた私の常識は、幾分崩れた。

これで「ハイレゾ」になったら、どれだけ感動が上がるのだろう。

今は手持ちのお気に入りCDを、改めてリッピングし直している。そんな近況だ。今回は課金してもいい内容だったな。せめて下のボタンを押してお帰りを、そしてまたのお越しを。


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小川範子 無実の罪



小川範子 無実の罪
発売日 1989年12月8日
型番 TACX-2302

01. ONE SIDED X'MAS
02. 恋愛小説
03. 無実の罪
04. 虹が消えた
05. Dreamy Dynamite
06. 午前4時の不眠症

自戒を含め言わせてもらえるのならば、皆、己の文体を確立しようともせず、ただ単に書きなぐっているだけなのである。

そもそも意識すらもしていないのではないか? 奇抜な髪型、派手な衣装で己を表現するのもいいだろう。が、所詮借り物のような文章。内面を深く見つめることによって、外見、内面、共に伴った「オリジナリティ」というものが芽生えてくるのではなかろうか。

文体を確立する。というのは至難の業である。

数行を読んだだけで「あっ、これは誰々さんの文章だ!」と言われるまでになるには、絶え間無い鍛錬が必要であろう。

ハードルは高い。

余りにもハードルが高すぎて、ハードルが設置されていることすら気付かず、笑顔でその下を通り抜ける「うっかりさん」だけにはなってはいけない。

そして安易な拝借も慎むべきであろう。

吾輩は猫である 夏目漱石

今日は暑いニャー。腹が減ったニャー。最近交尾してニャーイ! 勝手にワシの領地に入ってくるニャー!

いくらタイトルと作家名(※余りにも有名な)をさりげなく頭に添えてみて、己の文章を巧妙に紛れ込ませようとしても、安易な拝借では「おや? これはもしかしてパチモンではなかろうか?」

と、一発で読者に見抜かれてしまうことだろう。

そして巻き起こる批判と炎上。

日頃体験したことのないバッシングと全人格否定。か弱きメンタルの持ち主ならば、速攻で心の芯がポキポキポッキーである。

絶え間無い己へのスパンキング。これこそが唯一無二の文体を手にする近道である。

しかし「いきなり個性的な文体なんて、どうやって手に入れるのかわからないよ」と、貴方は困り果てて路上で失禁してしまうかもしれない。

そこは四十四年も生きているこの私が、少しだけ長く生きたぶんだけの助言ができるかもしれない。

どの方向に駒を進めるか? というところから始めようではないか。

いろんな型がある。ということをまず知るべきである。

ざっくり大別すれば、文体は二種類までに分けられる。

まずは「断定を多様し、自信に満ちた文体」である。これは断定することによって相手に威圧感を与え「怒らせたら怖い人なんじゃなかろうか?」と深層心理に刷り込みし、言い返すと厄介なことになりそうだな、とも思わせる利点がある。

そして相手に「高い教養を持つ人ではなかろうか?」と思わせる効果もある。

敵を作りやすい。というリスクも覚悟しなくてはならない。この方向で進むと文豪になれる可能性が出てくる。知識で相手を跪かせるのだ。

しかしユーモアが欠けていれば、つまらない物しか仕上がらないだろう。しかし面白い面白くないを求めぬ読者にとってすれば、そういうユーモアーこそ邪魔であり、圧倒的な知識からの断定を欲する層には信任は厚いのである。

もう一つの型は「読者の背後にぴったりと密着し、うしろからワキをコチョコチョするような文体」である。

これは物凄くフレンドリーで「文章はマズイけど、真剣に怒るほどの奴じゃないな」と思わせる効果がある。

肌が密着することによって巻き起こる情操と人情。会社の同僚が新卒の事務員と勢いで不倫し

「いやー、翌日いきなり手作り弁当を渡されて焦ったよ」

という予想だにしない女性特有の反応に当惑するのも、肌を合わせることによって生じたピースフルな化学反応の一種と言えるだろう。

というわけで私は目下、後者の方を目指して邁進しております。嫁が「犬の散歩に行け!」と下で吠えております。

それじゃまた、アデュー!


いつも来てくれてありがとう。ぜひ上の白いボタンをぜひ押してくれよ。オリジナリティといっても、絶対に過去に吸収したものが形を変えて出てきてるだけなんだけどね。

小川範子 好奇心



小川範子 好奇心
発売日 1990年12月05日
型番 TACX-2331

01.恋人達のクリスマス・イヴ
02.好奇心
03.可愛い私
04.月光果実店
05.Snow Blue あなたは知らない
06.サスペンス

会社で昼の休憩中、のんびりとしつつも午後からの営業の段取りを頭の中で組み立ていたときに、先程事務所に大きなカバンをしょって入ってきた、ヤクルトのお姉さんから買った紙パックのコーヒーをズーズーいわせながら、同僚のまさよし君がニコニコ笑顔で近付いてきた。

いや、まさよし君、その顔はニコニコしすぎだろう。今はまだ単に昼休み中で、我々は会社に拘束されている身ではないか。

その顔はプライベートで遊ぶ時の顔ではないですか。

私は休みながらもノルマを意識しながら昼からの戦略を練っているのですよ。上司の便所に貼られた恐怖メモを貴方は見ていないんですか?

私は絶対に釣られ笑いをしないよう、厳しい表情と毅然とした態度でまさよし君を迎える。

「エイジちゃん、さっきのヤクルトのお姉さん、色っぽい人妻やったなぁ」

「…」

「ん? なんで今日は食いついてこんの?」

「いや、昼からの段取りを考え…」

「君のヤクルト買うから、僕のカルピス飲んで、みたいな、なっ(笑)」

まさよし君は一人うひゃうひゃと爆笑しながら、私の肩をペシペシ叩く。

私は一緒に笑いたいのを必死で堪える。ここで笑ってしまったら、なんだか昼からの営業活動に気合が入らなくなるような気がする。研ぎ澄まされた狼のように仕事の鬼モードで昼から挑みたいのに、だ。

「ありゃー、エイジちゃん。いっつもやったらここで爆笑やん。なんで今日はおすましさん?」

「だからノルマ達成するか不安で不安で…」

「エイジちゃん巨乳派やろ? 実は俺、貧乳派やねん」

「…」

「今日から新しい宗教立ち上げるで」

「どういうこと?」

「教祖と呼んでぇな。ヒンヌー教の教祖や。ヒンズー教みたいやろ?(笑)」

再びまさよし君は一人勝手に暴走して大爆笑しながら、私の肩をペシペシと叩く。

休憩中とはいえ、今はタイムカード内の勤務時間中ではないか。このような下品な話題で笑うわけにはいかない。断じて笑ってはならない。お互い今年で42歳ではないか。なにがヒンヌー教だ。

「ありゃー、エイジちゃん。今日は真面目やな。全然食いついてこんやないの」

私も先程買った紙パックのコーヒーをチューチューと飲む。まさよし君の視線をそらし、何をくだらない話題で一人盛り上がっているのですか? という無言の空気で相手にアピールする。

せっかく視線をそらしながらコーヒーを飲んでいるのに、まさよし君は私の前に躍り出て、急に両手を合わせた。

神妙な顔でお経を唱え出す。

ひん にゅう ほう れん げー きょー

ぶはっ! (ここでさすがにコーヒーを吹く)」

私がやっと笑ったことに満足げな表情を浮かべながら、まさよし君はうひゃうひゃと声を出して私の肩をペシペシ叩く。

これまでの人生、学校のクラス内でも社会人になっても、私が打ち解けることができたのは同じ創作人である金平だけだった。

まさよし君は普通の社会人で初めて私が打ち解けることができた同僚だ。

いつもオヤジギャグをありがとう、まさよし君。


皆さん、休んでる時も白いボタン押してくれてどうもありがとう。でないとこんな順位キープできてません。励みになってます。今年の後半戦もポツポツ頑張ります。
渾身の最新単行本
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Author:呉エイジ
マックピープルの巻末に毎月こっそり「我が妻との闘争」を連載しておりました。電子書籍1巻から5巻、絶賛発売中!

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