中村由真 Graduation




中村由真 Graduation
発売日 1989年5月21日
型番 FLC-4004

01. 殺意の瞳
02. ジレンマ
03. シビアー
04. パニック~アイム・イン・パニック
05. リメンバー
06. 水に落ちたヴァイオレット
07. 君の夢に飛びたい
08. 千年の涙
09. ワン・サマー・ロンリー
10. スウィート・デスティニー
11. タイム・イン・ブルー





いつも来てくれてありがとう。ぜひ上の白いボタンをぜひ押してくれよ。

中村由真 Hold Out!



中村由真 Hold Out!
発売日 1990年11月5日
型番 VPCB-80404

01.One way to the dream
02.恋人は魔女
03.MY SWEET PRINCESS
04.FUNKY PUNKY NIGHT
05.ガラスの草原
06.Dearest You〔Instrumental〕
07.HOME TOWNを飛びだして
08.離れていても…
09.Sunshine Paradise
10. 悲しいね 優しいね
11. 自分への旅
12. さよならの冒険者たち

私の名前は早乙女優。都立の高校に通う二年生。青いセーラー服に身を包んで今日も元気に行ってきます!

「優、忘れ物よ、今日は検便でしょ!」

お母さんが窓から叫ぶ。恥ずかしいったらありゃしない。

「もう、お母さん、大声でやめてよー」

私はお母さんから紙コップを渡されると、真っ赤な顔のままトイレに駆け込んだ。

ええっと、確か検便は…。私は紙コップを肛門近くにセットすると、まるで先週スーパーで食べたカップアイスのように、腰をくねらせながら見事な長いとぐろを紙コップの中に目一杯注ぎ込んだ。

「これで良し! 急がなくちゃ、遅刻、遅刻」

私が検便の入った紙コップを持ったまま大慌てで家を出ようとすると、またしてもお母さんが叫んだ。

「あなた何やってるの? そんなことでいいと思ってるの? そのままじゃダメでしょ、臭うからナイロンに入れて行きなさい!」

「いっけねー、てへぺろーっ」

私はカップとぐろをナイロンに入れてキュッと口を縛ると、形を崩さないように駆け足で家を飛び出した。

それを電柱から盗み見る不穏な影。

「あれが世界を終末に導く起動便か…」

全身黒いレオタードのような不気味な男が優の後を尾行する。

そして隙を伺い、猛烈なスピードで優に飛びかかった。それと交わるように火花を散らす白い閃光。

「ちいっ、邪魔が入ったか」

そこでやっと気付く優。

「姫、ご無事でなにより」

「い、犬がしゃべった!」

「私の名前はロデ吉、そして電柱にとまっているカラスがロプロー、そして柵の上に立っている猿がポセイやん、我々は三つのしもべです姫様」

テレビモニター越しにその様子を眺める悪の女王

「きいーっ、とうとう三つのしもべが揃ってしまったか。一刻も早く起動便を入手するのです」

割れ目に食い込むボンテージ。

「私にお任せください。女王様。このラジドリレンゲが必ずや起動便を手に入れてご覧にいれます」

顔がラジカセ、右手はドリル、左手はれんげのスーパー怪人が名乗りを上げた。



私は頭を抱えた。今年は新ジャンルで打って出よう、とばかりに書き出してはみたものの、ライトノベル(軽い読み物)のアプローチはこれで合っているのだろうか…。ライトノベルで馬鹿売れして本当に巨乳秘書を雇えるのだろうか…。腹筋はいつになったら割るのだろうか…。薄毛も解消しないので、いっそ剃るか…。

頭痛はいつまでも止まず、手元のコーヒーはすっかり冷め切っていた。


やぁ!君かい? 来てくれてありがとう。来たついでに上の白いボタンを押してくれよ。馴れぬことを手探りでやっていたら、つまるところ手探りでチンチン掻いてた、みたいな感じになってしまったよ!

中村由真 Emblem



中村由真 Emblem
発売日 1987年3月21日
型番 35-KD77

01.A Boy-A Girl
02.オモチャのTOKYO
03.ジレンマ
04.アリスの部屋
05. Dream of Dream
06.悲劇のエキストラ
07.Twinkle Eyesを忘れない
08.Paper Fish
09.Iの嵐
10.I`m The One

いやー、もうかまへん。今のままで何の不自由もないさかい、そっとしといてくれ。便利になるかもしれんが、ややこしいし聞きとうない聞きとうない。

こういうことを迂闊に言わない方が良いと思うわけである。

年を重ねるごとに新しい技術に対して人はおっくうになっていくものだ。便利になるのは重々承知なクセに使い方をマスターするまでに理解ができず、ムッキーとなってしまうのである。

うちのお袋なんぞどうだ。携帯メールくらい覚えてくれ、と所望したところ、ややこしいわい!と烈火の如く怒り狂ったではないか。新しい技術というものは高齢者をここまで怒らせるものなのである。

確かに新しいサービスや技術を習得するのは面倒なことだ。最近では何も考えずにネットサーフィンしているだけでも「新しく便利なサービスがはじまりましたよー」などと、広告に紛れてそれは忍び寄ってくる。

中年はここで一旦構えてしまうのだ。「何? この気安さ!タダでなんでそこまで便利なサービスを提供してくれるのだ、逆に聞きたいわ。オレオレ詐欺的なものとかか?」

これらは全て自分に都合のいい言い訳なのである。オートブロック機能なのだ。学習が面倒臭いただの言い訳なのだ。

せっかく家にPCがあって携帯はiPhoneなのに、最近流行のクラウドサービスに私は全く目を向けておらなんだ。目を背けておった。

とりあえず今年はクラウド元年にいたしましょう。とばかりに、私は写真共有サービス「フリッカー」を試してみる事にした。それはプログラムとかではなく「写真」に関するサービスなので敷居が低く感じたのと、お腹が空いたらスニッカーズ、などとつい歌ってしまうフレーズに名前が似ており、個人的に親しみを感じたからであった。

サイトに飛んでみたら全部英語であった。もうだめ、膝もガクブルである。それでもなんとかサインインの表示を見つけ、グーグルのアカウントを使って侵入。

手持ちのアイドルジャケットを送信してみた。名前をアルバム名、タグにアーティスト名を入れて登録。

ここでPCから離れ、iPhoneのフリッカー無料アプリをダウンロード。そして同じアカウントでサインインしてみたら、先程PCから送ったアイドルジャケットが見えるじゃありませんか。

クラウドサービス超便利!

嬉しくなってテレビを点けてアップルTVを起動したら項目の中にフリッカーが!同じアカウントで侵入してみたら登録していったアイドルジャケがテレビに表示されていくではありませんか。これは楽しい。

これを充実させれば出先のiPhoneで確認するだけで買ったか買ってないかわからぬ場合、アイドルCDの誤爆ダブり買いを防げるではないか!ということにハタと気が付いたのである。

これいきましょう。全力でいっときましょう。私は新年あけから精力的に登録していったのですよ。

そうしたらどうです。数百枚登録したところで昨日と違う英語のメッセージがデデーンと表示されているではありませんか。

真剣に理解する気なんぞ毛頭ありませんから、なんとなく眺めながら登録作業を続けていきます。黄色い三角マークの中に!マークがあるので、きっと大切な事を言いたいのか、それとも脅し入りの警告になるのでしょう。

ヘイユー、無料アカウントで派手に毎日登録しまくってるじゃねぇか。そんなに気に入ったのなら有料サービスにしやがれファッキンジャップ。

的なことが書かれていたんだろうと思うのですが、無駄な衝突とか避けたいじゃないですか、それに「私の身体に火をつけたのは貴方じゃないのさ!」みたいな、水商売の女性の心境になってましたので、もうこっちも止まらんわけですわ。

無視してガンガン精力的に画像を登録しまくっていたわけです。

するとどうです、ある日、なんか警告文が変わっているじゃありませんか。真剣に訳する気などないので、またフィーリングで感じ取ったのですが、

ヘイユー、オマエがガンガン登録したおかげで無料アカウントの限界を超えたみたいだぜアスホール。こっから先は有料だ。はじめの方に登録した画像、数百枚は表示できなくなってるが、有料にした暁には登録分全部表示されるし容量もガンと増えるぜタンドリーチキン。

私は泣き崩れました。iPhoneで確認したら最初の方に登録した中村由真のエンブレムとか消えております。それを戻すには有料会員にならねばいけないのですが、振り込み先とか方法とかが全部英語で全くわかりません。

ギブミー チョコレイツ!足下にすがりついてみても何も変わらないのでありました。

そして御丁寧にも送信した後容量節約の貧乏魂が日々全部ゴミ箱に捨てて行ったおかげで、表示されていないジャケデータを完全に失った状態になってしまったのです。一々捨てなくともたかがJPEG、適当なフォルダで貯めておけばよかったですよ。

まったく40を超えても見通しが甘い。危機管理能力ゼロ。もしこれがポシャった場合、これを置いておけば保険になる、的な生き方が全くできておらん。

だからこの中村由真のジャケ写もスキャナーで取り込み二回目。トホホですよほんと。



可哀想なら一回押しといて!

中村由真 EIGHTEEN



中村由真 EIGHTEEN
発売日 1988年2月16日
型番 33KD-120

1.ようこそEIGHTEEN MEMBERS CLUB
2.砂にたてたキャンドル
3.君の夢に飛びたい
4.Endless Love
5.やわらかなプレゼント
6.水に落ちたヴァイオレット
7.春風にNon
8.涙をかくしたロンリィ・ボーイ
9.Lady Wind
10.青い月 蒼い恋

18、9歳(EIGHTEEN)の頃であっただろうか。

相棒である漫画家の金平が「車の免許を取ってバリバリ女にモテたい!」と、鼻息も荒く私の部屋を訪ねてきた。

おぅ、いつも消極的なおまえが珍しいではないか。と、からかってみれば「レンタルビデオの会員になって、エロビデオを借りる際にも、便利だからな、免許は」

車を運転したいのか、エロビデオがメインなのか、よくわからない動機であった。

それでもよくぞ訪ねてくれた。ワシはとっくに免許を取って、車を乗り回しておる。いろいろと伝授してやろうではないか。そのかわりオマエが借りたエロビデオは謝礼としてダビング分を私に渡すこと。

私も振り返れば、かなりコスい

それじゃあ、筆記試験でどのようなポイントに気を配ったらいいか?

何を生ぬるいことを言うとるんじゃぁぁぁぁ!

若気の至り、私は立ち上がって金平を叱りつけた。

そんなもん筆記試験なんか、前日に丸暗記でエエんじゃ。大事なのは実技じゃ。今から来い。

私は金平を横に乗せて、かなりオンボロのマツダファミリアに乗ってグングン田舎目指して走る。

「お、おい、一体何をする気や?」

金平は動揺の色を隠しきれずに私の方を見る。

「運転じゃ、運転に決まっとるやんけ。試験前に車乗りまくって上達すれば、怖いもんナシじゃ!」

「それでも俺、無免許やんけ、見つかったらどないすんねん」

たわけ!

私は大声で一喝する。

「だからこんなクソ田舎道まで来てやったんやんけ!こんな寂しい場所にポリ来るかいや!」

無理矢理金平をシートに座らせる。

「こ、怖い。ぶつけたらどないしよ…」

「ボケ、そんな簡単に当たるか。おまえゲーセンでアウトランめっちゃ上手いやんけ! 気合入れて行けや」

金平は恐る恐るミッションを入れる。車はノロノロと走り出す。

「ほれ、やったらできるやんけ。なっ、俺の言う通り事前に車に馴れてたら、試験なんか一発で合格や」

「そ、そうか? でも、ありがとな。なんか運転楽しなってきたわ」

車のスピードは少しづつ上がっていく。

楽しいな、楽しいな、気分よくドライブしていた最中、金平が5オクターブ上のトーンで叫んだ。

後ろからパトカーが来た!

それはもう絶叫に近い声であった。

「お、落ち着け、冷静に運転せいや。相手はオマエが無免なことは知らん。そのまま落ち着いてやりすごせ」

それでも金平の運転は完全にパニックであった。右に左に蛇行して、ガードレールスレスレで通り抜けていく。

さ、サイレンが回りだしたっ!

横を見ると金平の目から鼻から口から、いろんな液体がとめどなく吹き出ていた。

「はーい、そこの赤いファミリア、止まりなさい」

後ろから無線で呼びかけられる。

「あほ、そんなパニック運転じゃ、怪しいの丸わかりやんけ…」

結局、車から降りていろいろな質問。その後は大変だったという。裁判所にも出向いたそうだ。

「呉くんは真っ白やけど、ウチのは前科持ちになってもうたわ」

数年前の正月、金平のオバちゃんは笑いながら昔話をしていたが、目の奥は完全に笑ってはいなかった!

若いって向こう見ずっ。。。


無免はあきまへん!に一票!

中村由真 Splash



中村由真 Splash
発売日 1988年6月21日
型番 33KD-132

1. 微笑みの5番
2. ひとりのHoliday Beach
3. 薔薇のアダージオ
4. 淋しさのミリバール
5. ジューン・ブライド低気圧
6. 千年の涙 (Album Version)
7. ひとときの水彩画
8. 青春のプリズム
9. ティーンネイジ・最終出口
10. 悲しみはほのかに優しく

定番の悪夢というものが何本かあるのだ。

忘れた頃にやってきて、目が覚めたら汗ビッショリ、みたいなやつ。大体の展開は同じなのだが、夢の中ではそれが現実なため、私は何の違和感もなく、その流れに乗っかって性懲りも無く嫌な思いをするのだ。

一つ目は「かくれんぼ中のアクシデント」。ゴミが山積みされた「夢の島」みたいな所でかくれんぼをしている。

「もーいぃーかぁーい」必死になって走る。どこだ、見つからぬ場所はどこだ?

目に付いたのは捨てられた巨大冷蔵庫。私はその中に飛び込む。

で、ここなら見つかるまい、とニヤニヤしながら身を潜め、確認の為冷蔵庫のドアを押してみるのだが、なんと開かない。

愕然としながら渾身の力で押してみるも、ドアは一向にビクともしない。

飛び込んだ拍子に冷蔵庫が動き、ドアの外側に他のゴミが引っかかった模様である。

「そろそろ帰ろーぜー」ご都合主義全開のグッドタイミングで、友達らが帰っていく。

「ち、ちょっと待ったれや、まだここにおるがな!」

ひとしきり暴れた後で、腕を組んで考える。内側からは開かない。友達は帰った。冷蔵庫に水、食料は無い…。

こりゃ死んだな

と、途方にくれて泣き続ける。という夢だ。

もう一本は、走っていて、そのまま空に向かって飛び込んで、平泳ぎすればそのまま飛んでいく、という夢だ。

これは爽快である。平泳ぎをかけばかくほど、高度は上昇していくのだ。が、ちょっと気を抜くとスコーンと落ちる。

で、また必死になって平泳ぎを続けるのだ。

平泳ぎで山を越えていく。その向こうには美しい湖が見える。その景色に見とれてしまい、気が緩んだ隙にどんどん高度が下がっていく、慌てて平泳ぎ全開でバタつかせるも、いつのまにか湖の水面スレスレで飛行している。

イカン! このままじゃ墜落する! もう手足は水に触れるか触れないかの所まで来ていた。水をはねながら(Splash)抵抗を続ける。

もうダメだ…。

そのまま着水。

ん? 待てよ。平泳ぎでエエやん。もともと水の中での平泳ぎやん。なんで飛べてたんや俺は。安心しきって今度は美しい湖で泳ぎを楽しむ。という夢だ。

昔は見た夢を、かなり前半からさかのぼれたが、この頃は起きた瞬間に夢の内容を忘れてしまっている。

まっこと寂しい限りである。。。


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