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果報者でありますよ。実際。
ありがたいことです。
何度目の本になるのでしょうか。
少年画報社さんから出していただく我が妻との闘争の漫画版
「鬼嫁と僕」
作画は親友の金平守人!
明日、6月13日。コンビニに並ぶ運びとなりました。
定価は財布に優しい500円というエコ価格。




この本は再販であります。角川から出ておりました「コミックチャージ」にて連載されていた物を
全二巻で出して頂きました。
我々二人にとっては「大健闘」な作品だったのですが、チャージ的には我々の思うところの二倍は
売れて欲しかった模様で、相互、かなりの温度差がありました。
要するに結果の出ている本なのです。
私にとって、この本は「メモリアル」です。当時行き渡らなかったり、目にする事のなかった
方々に向けて、日常、書店よりは頻繁に通うであろう「コンビニ販売」という利点が活きてくれたらいいな、
と思っております。
広告だけではなんですので、この本にまつわる裏話、思い出話などでも。せっかくなので残しておきます。
今までホームページやブログなどで何度も書いてきたことなのですが、この本の作画を担当してくれた金平は
小学校6年生からの幼なじみであります。
互いにクラスでは大人しく、出会ったキッカケは互いに「オリジナルの漫画を描き、クラスで閲覧されている」
ということでした。
夢は二人とも「大人になったら漫画家になる」ことでした。
で、思い出話などではなく、懺悔話になりそうですが、私と出会う前の金平は、お世辞抜きの秀才で、
他府県の方には伝わりにくいでしょうが、姫路でもトップの「西高」を余裕で狙える成績だったのです。
それが私と出会ってからというもの、同人誌作りに明け暮れ、時には学校をさぼって当時共働きだった私の家で
ひたすら漫画を描いているうちに、奴の成績は面白いほどの急降下。
金平のおっちゃん、おばちゃんには、言葉にこそ出してはいませんが、相当恨んでいただろうと思います。
そうして私はそれほど絵が上達しなかったので挫折。奴はそのまま有言実行、東京に出て本格的に漫画家活動を
始めました。
そそのかした当の私は、ちゃっかり就職し、結婚までして身を固め、それでも奴との熱かった夢が忘れられず、
姫路でネット活動をするうちにマックピープル編集部さんに拾って頂きました。
盆と正月に金平は帰ってきて、おっちゃん、おばちゃんを前にコーヒーを飲んでいる時にも
「呉くんは就職して結婚までしてるのに、守人は独身で明日もわからぬ漫画家稼業や」
と、おっちゃんが冗談めかして言った時には、内心「申し訳ないなぁ」と思ったものでした。
それでもそれから何年かして、アイツの漫画家稼業が軌道に乗ってきた時、おっちゃんは言ってくれました。
「守人が忙しい中でも一度も欠かさず盆と正月にちゃんと帰ってきてくれるのは、呉君が姫路におってくれるからやで。ありがとうな」
二カッと笑って白い歯を見せるおっちゃんの言葉で、ようやく救われた気がしました。
そのおっちゃんが、まだ若くして亡くなってから何年たったでしょうか。
この全1、2巻の合本はおっちゃんに捧げたいんです。
「まだアイツと仲良く遊んでいますよー」と。
すいません。しめっぽくするつもりはないんですが、誰彼、なにか一つは誰かに捧げたくなるものってあるでしょ?
わかってますよ。ネットでもチラと見ましたもん「二人だけ熱くなってる」って言われたことも知ってます。
でも、身近な人の死って当人らしかわからないものですし、おっちゃんの二カッと笑った時の歯を思い出して
今この瞬間にも目頭が熱くなってきてしまう気持ちなんて、私がいくら文豪に近づいても、その気持ちを伝えきる自信なんてありません。
大体、私自身「必ず泣ける」とかそういう同情で物買うの大嫌いですから。
ですからこの幼なじみが二人して頑張って成し遂げた本は、私だけで出した本と違って別の意味があるのです。
「おっちゃーん。親孝行になってるー?」
と、子供の頃から親や周りに公言してきたことが、かろうじて出版業界の片隅で芽を出してくれたささやかな喜び。
もし仮に私が明日交通事故に遭い、即死したとしても、この世に生まれた証として本と名前は残ってくれる。
やり残したことは山ほどありますが、現世に足跡を残せたのです。
やはり私は果報者でしょう。
一人でも多くの方の目に触れて喜んでもらえたら嬉しいです。

金平、頑張って奇麗な絵描いてくれてありがとうな!

コメント

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Re: No title

妻だけ被ってますが、内容が全然違いますやん!(笑)
探してくださったんですね、ううう。
つるたかさんは音楽レビューが嫉妬するほどすんばらしいので、
投稿すればきっとのし上がる人だと真剣に思っております。

No title

これ欲しくて近所のコンビニ探してるんですけどないんですよ。
今日も、あった!と思ったら「隣のHな人妻スペシャル」でした...。
しょうがないから買っちゃおうかと思って踏みとどまりましたけどね。
いずれにせよ手に入れて、いつの日にか表紙にサインしてもらうのがオレの夢です。

Re: 最高でした!

嬉しいです。
「墓場まで持って行きたい感想」
です!

最高でした!

面白くて一気に読みきりました!

文章では読んだことがあっても、あの金平さんの秀逸な絵が面白すぎて
とても楽しめました!

公共の場で漫画を読まない理由は、ビジネスバッグを持ったスーツ姿の
サラリーマンとしてはあまりカッコ良くないということもありますが、なによりも
漫画を見ていると面白いシーンでついエヘラエヘラ笑ってしまうからです(笑)

昨日も電車の中で読んでいたら思わず噴き出しそうになってしまうことが
2~3度あって、こらえるのが大変でした・・・

いやぁ・・それにしても何度読んでも面白いエピソードですね。
多少誇張されてる部分もあるとは思いますが、色々と苦労なさっておられますね(笑)

しかし、お嫁さんは僕からみれば”鬼”には見えません。
というか、むしろ、とても愛情あふれる可愛い奥様ですね。
主婦として申し分のない女性ですよね!
お金の管理もシッカリしているし・・・
お風呂に水を足しただけで怒鳴られるのはちょっと怖いですが(笑)
こんなことあまり言いたくないのですが、うちの嫁はあそこまでできていないので
ある意味うらやましいかったです。

そして、奥様が苦労してコツコツ貯金をしてくれたこともあって、念願の城まで
築き上げて、しかもお子様が3人もいらっしゃる・・・・ そして可愛いお犬様まで。

うちはまだ子供はいませんし、自分の城も築いていませんので、
呉さんのご家庭は、僕の目にはまさに理想の家庭に映りました。

是非・・・ 是非、金平さんと共に続編を創ってください!
今から楽しみにしています。

呉さんと金平さんの、これからのますますのご活躍をお祈り申し上げます。
渾身の最新単行本
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マックピープルの巻末に毎月こっそり「我が妻との闘争」を連載しておりました。電子書籍1巻から5巻、絶賛発売中!

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